散歩道<1626>

                             面白い話(151)面白い話・大集合(539)・1975一網打尽下戸

かたえくぼ:因果関係を調査:研究者とのですね・・・・・・・・タミフル      厚生労働省どの(ジロジロ)

                           貧乏人は、酒が飲めないとは・・・・「下戸」げこ

 「下戸の建てた蔵はなし」という、昔の諺(ことわざ)がある。酒飲みの「上戸(じょうご)」身上(しんしょう)をつぶして蔵が建たないというのなら話はわかるが、酒の全く飲めない「下戸」が蔵を立てられないとは、いささか腑(ふ)に落ちない。そこで調べてみると、この上戸、下戸、兼好法師(けんこうほうし)の『徒然草』(つれずれぐさ)も登場し、庶民を財産によってランクづけする言葉であることが判明した。一言で言えば金持ちが「上戸」、貧乏人が「下戸」。そのランクによって、婚礼の席に出す酒の量まで、上戸は八瓶、下戸は二瓶ときびしく規制されていたというから、なんたる差別!今の世の中は、二瓶の酒でもがまんしなければ、マイホームも立てられないのだ。樋口清之様

                          魚の数も減少してままならぬのが「一網打尽」いちもうだじん

 1975中国は北宋時代の名君仁宋帝
(じんそうてい)の治世のとき、いまでいう首相杜衍(とえん)、仁宋帝のワンマンに腹を立て、なにかにつけて反目し合っていた。たまたま、杜衍の娘婿蘇舜欽(そしゅんきん)が祭事をやるという目的で、公金を流用して客を招いてもてなした。ところが、かねてより衍のやりかたを苦々しくおもっていた今でいう検事総長の王拱辰(おうきょうしん)は、「しめた!」とばかりに宴会に集まった全員を一網打尽にしたという。この「一網打尽」という言葉、もとより、この故事の載っている『栄史』の「茫純仁伝」から出たものではない。もともと、漁師たちが、一網で一度に多くの魚を捕らえることから出たものである。樋口清之様