散歩道<1592>

                        面白い話(149)面白い話・大集合(535)・1969破天荒(はてんこう )ひとりぼっち

かたえくぼ:ワーキングプア:私が元祖か?と   改めて手を見る      啄木(紳士?)

                       ついに入試の難関を突破「破天荒」

 中国の唐の時代、刑州
(けいしゅう)地方は、科挙のなで知られる役人登用試験の合格者が一人も出ないことから、「文化程度が低い未開の地」という意味で「天荒」と呼ばれていた。ところが、850年、劉蛻(りゅうぜい)という一人の刑州出身の青年が、発奮して、みごと科挙に合格した。それに驚いた人々は、天荒の汚名を破ったという意味で、「破天荒」なことだとほめたたえた。現在の日本では、家庭教師や塾のお世話にならず入試を突破することは、まさに「破天荒」なできごとだといわれるが、学校教育の荒廃と同義語である乱塾時代をつき破る快挙という意味では、まさに「破天荒」の名にあたいするものといえよう。樋口清之様

                        孤独な荒法師「ひとりぼっち」

1969 「法師」といえば、平安時代、権勢をほしいままにした後白河(ごしらかわ)天皇が、「意のごとくならざるもの」の一つに数えられたように、乱暴狼藉者のイメージが付きまとう。その法師が、ひとりさびしくしている姿を「独法師」(ひとりぼうし)、それがなまって「ひとりぼっち」というのでは、どうも様(さま)にならない。もともと法師というのは、乱暴狼藉が本職でなく、仏法に通じた僧を指しており、言うまでもなく頭を丸めていた。昔は子どもも頭髪をそっていたから、実は法師には子どもの意味もあるのだ。これなら、だだをこねて、母親に叱られてしょんぼりしている姿を「独法師」というのもぴったりする樋口清之様