散歩道<159>
                              音の文化(2)(音楽            ・・・・・・・ 発想を変える

1、日本人は音で触覚から視覚的のもの、精神的なものまで象徴させてしまうところがある、風鈴など触覚が味わうべき風を音に代える、涼しさを音で聞いて代用させようとする。Ex.水の流れを音で感じ取る)

2、日本では音楽が持っている2面性の抽象的、理性的あるいは公的な側面を日本人はあまり受け入れなかった、歌そのものが楽しみであり感覚の刺激だという面だけを理解しようとしている、そういうことに淫するのはよくないこととした。

3、日本では近代西洋で育ったものを典型と考え、それに直接関係のないものは一段劣ったものと考えたりする傾向があった。

4、日本人は音楽に緊張感を持つ、ないのは下らん音楽であると思っている。

5、日本は中国から宋廟樂とか祖先の霊を祭るための本当の儀式音楽は入らず、私的な楽しみの強い宴響樂の音楽のみ導入した。

6、日本は神学に雅楽を少し入れて伝統音楽を儀式にした。

7、国家を統治するとか壮麗な国家権威を表現するための音楽は
日本では生まれてこなかった。異民族に眼にものを見せる為には。統治者、権力者、天子が絶大な力や巨大なビルディングや万里の長城、人民大会堂?が必要であったこのよう事は日本ではどちらも起こらなかったので
ヨーロッパでは、自分達の哲学の上に文化的基盤とアジアの伝統的な基盤文化素材としてうまく結びつけた
(音の中の文化・小泉文夫様の本から)

8、織田信長はポルトガル宣教師から、西洋音楽(ミサ曲)は聞いていたそうです。又豊臣秀吉(ミサ曲)は聞いていたそうでえらく気に入って、アンコールを何度もしたそうです。
08.1.13.NHK・音楽の泉から、2008年1月15日
関連記事:<151>音の文化(1)、<207>音の文化(3)、<208>音の文化(4)