散歩道<1577>
面白い話(148)面白い話・大集合(534)・1967・縄張り・左遷(させん)
かたえくぼ:おわび:産む機械ではなく 産む機会でした ・・・・・・厚生労働省(Q&A)
傘を広げた大きさ?「縄張り」
私たちは、人とすれ違う時、よほど混雑している道でもない限り、多少なりとも距離を置いてすれ違うものである。これは、無意識のうちに、自分の勢力範囲つまり「縄張り」を感じているから、というのが心理学者の説だ。縄張りと言うとまずヤクザを思い出すが、これはけっしてヤクザの専門用語ではない。もともと、建築用語で、敷地にナワやヒモなどを張って建物の配置を表示することを縄張りといったり、アユや鳥類などの行動領域(テリトリー)を縄張りともいう。動物よりも知能の発達している人間に、縄張りという意識があるのは当然とも言えよう。人間の意識する縄張りの範囲は、傘を広げた大きさに等しいという説もある。樋口清之様
中国と日本で違う左、右の重み「左遷(させん)」
1967日本史上でも、有名な降格人事となれば、どこやらの保守党の更迭(こうてつ)騒ぎはさておいて、、菅原道真の左遷といえるかも知れない。この「左遷」、中国では右を尊び左を卑しむ習慣があることから、左へ遷(うつる)ことは実質的に降格と見なされたわけだが、これが平安時代、律令(りつりょう)制下の日本となると、まったく反対に、同じ大臣でも左大臣のほうが右大臣より上位の官職であった。もっとも、当時右大臣だった道真、左遷とはいっても、左大臣に昇格したわけでなく、それどころか、「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花、あるじなしとて春な忘れそ」と悔恨の歌を残し、遠く東風の吹いてくる地、大宰(だざい)府に一人遣(や)らされ、一生を終えた。樋口清之様