散歩道<1563>
ステージ・「モノサシと許容量を増やせ」(1) (1)〜(2)続く
相手の理解からはじめよ・成長の糧は「自分で考える」覚悟・10年のロードマップを描く・切り口の多様性を探れ
世界の人と仕事をやっていく上で必要なことは、パーセプション=お互いに理解しようとするときの溝をうずめる努力をすることです。相手の教育のバックボーンから歴史、生活環境、宗教まで違いを理解することです。元駐英大使の加藤匡夫さんは外交官に必要な5つのPはPolite(丁寧)、Precise(正確)、Prompt(迅速)、Perceptive(認め知ろうとする)、Persuasive*1(説得)。この中で日本人には特に相手を認めようとする努力が足りない、その土台があって初めて説得に深みが増してくるのだそうです。
自分を成長させる大きな要素は、現場に出て、現物を見て、現実を確かめていくことである。そこで自分が持っている能力を総動員して自分判断して進むことです。人に聞くことは恥ずべきことではない。自分の能力を育てていく段階と考えればよい、それを1つ1つ積み上げていくことです。
独自の商品を作る。学ぶ段階ではまねることも必要かと思いますが、それは独自性へいたるプロセスです。やはりあなたしかできない何かを求めていくべきです。我社では、技術者のスキルアップを目的としたストラテジック・テクノロジー・プログラムにとり組んでいます。そして技術のトレンドを10年先まで描く。10年のロードマップは技術部門だけでなく、マーケットロードアップ、プロダクトロードマップなど各部門でも作成しています。
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'07.2.12〜3.5朝日新聞・村田製作所社長・村田泰隆氏
