散歩道<1520>
企業広告・無印良品(2)・家の話をしよう (1)〜(2)続く
イメージしてみてください。ご自身の住まいの理想を。ある人は部屋の真ん中にグランドピアノを据えて、防御壁を巡らした室内で思い切り演奏をして暮らしたいと考えるかもしれません。またある人は。キッチンを中心とした広いワンルームに、お客を呼んで料理を作り、手軽にパーティを楽しめる暮らしを想像するかもしれません。またある人は、日当たりのいい場所に、大きな風呂を据え、のんびりと手足を伸ばす安らぎを手に入れたいと考えるかも知れません。さらにある人は、部屋中の壁という壁を書庫にして、大好きな蔵書に囲まれて過ごす時間をイメージするかもしれません。そういう、自分自身の住まいを手に入れる方法が目の前にあるのです。まずはよくある間取りを頭の中から取り払い、自分の住環境を自分の意志で編集していく積極性を持ちましょう。旅行でも、団体ツアーを卒業して自分でチケットを買い、行きたい所を自由に闊歩するプランを実行する人が増えています。住まいも同じこと。計画途上のマンションを購入するよりも、時間を経たマンションは、環境をじっくり吟味できます。樹木も育ち、建物も程よい風情が生まれています。床や壁をすべて取り払って、ゼロに戻すのは少しばかり覚悟のいることかもしれません。しかしそこに自分たち独自の暮らしの構想が生まれるのです。床を張り替え、壁の素材を考え、照明の質を見定める。暮らしにあった台所を選び、水道の蛇口の使い心地を確認してゆく。一脚の椅子や、一枚のタオルに気を通わせることで、住まいは自分たちの生き方に心地よく寄り添ってくるはずです。無印良品は合理的な住まいを考え、それを自在に編集していくお手伝いをします。基本は7000アイテムにわたる製品を通じてですが、時宜に応じて住まいづくりのアイデアをお届けしていきます。近日刊行の本『家・・・家の話をしよう』はその一環。家に向き合う無印良品と本音で話をしてみませんか。
'07.1.27.朝日新聞
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