散歩道<1508>
1、夢の美術館・大阪コレクションズ、2、京都市立芸術大学の卒業生による音楽会、
1、ここに出品された作品は20世紀初頭のものから、第2次世界大戦の終る頃前後の、世の中が大きく変っていく時期のものが多いと思われる。抽象的なこれらの絵は、私などにとっては、そうだ、感覚的に捕らえて、ああいい絵だと感じたり、成る程、このような色で、形で表現する方法もあるのだと、その画家の考えたところを感心するのが正しいのだ。理解し(印象を書き残すことなど生意気では)間違っているのでは?と思った。(私にはマグリッドとモディリアーニの作品が印象に残っている)
当日、偶然に夜、NHKの迷宮美術館で*1マーク・ロコスの作品(黒色)の解説があった。(展示品と似た作品が多く写されていたが)、生い立ちや、生涯におけるこれらの作品を制作するようになった思いを聞き、その重さを感じた。別室ではピカソ展と日本の前衛画家の作品も展示されていた。これらの絵を見ている自分は正常なのか、或は異常なのか?、室内で、監視している女性に(画家と私の普通の度合い、人が解らないところを描くのが本当の画家だそうである)を聞いてみたが、正直な所、彼女達にも分からないということであったので安心した。
2、実は今日、京都芸術大の卒業生による発表会*2でピアノやバイオリンを聞く機会にめぐまれた。内容については、意味するところはよく分からなかったが、技術の高さには感心した。聴衆者にどれくらい理解されているかは、今日の聴衆者の理解度のレベルによるであろう。このような会場で自分の感じを表現するのは、拍手だけでいいのかと思ってみた(今日は特に強く拍手した)。くどいこじ付けだが、人には耳、口、目、鼻、それを判断する頭が人にあるのは、各部署で(今日は耳で、音楽を)感心したらいいのではないかと、(頭を少し擁護してみたい)思って見た。
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