散歩道<146>
老いの考え方(1、2、3、4、5、)
1、老いるということに関し(14.1.末、スキーへいく車の中で)”NHKラジオの本の朗読”でアメリカの女性の考え方を聞いた。その中味は老いるということを頭から認めようとしないようだ。老いの痕跡をはずして生きるというのである。若さを維持する為には手段を選ばないという。例えば、女性の場合は乳房が小さくなれば、シリコンを入れてもその状態を維持し、人からは若く見られるように努力する。服装も、年とともにますます派手なものを着る。肉体同様、脳が機能し、心も生き生き活力を持っていなくては駄目であるというのである。(アルツハイマーのような自分が解からないような状態で生きることは意味がないということである)この考えは、何時までも自分の判断が出来、人の世話にならず生きていきたいという強い決意である。西洋の場合は自然は対抗するものとして捉えているが、日本の場合は、共存するものとして捉えているといわれている。死に対しても考え方が違っている、日本の歴史の中では、死が美化された時代や時もあった。西洋にはそれはないという。それは狩猟民族と農耕民族の違いから来るという説もあるようだ。(人と別れるときの対応も違っているそうだ、西洋では人が去った後でしばらくそこで見送っているようなことはないようである。)(これは全く日本的なことのようだ。)
2、最近、聖路加国際病院理事長・日野原重明様の本で「生き方上手」や石原慎太郎様の「老いてこそ人生」の本が店先で目立つようになった。今までなら話題にならなかったテーマのようにも思う。今の世相を表している現象かも知れない。本を読んでいないので(申し訳ないが後で読むつもり)、気持ちの若い現役の二人であるので、仕事は年齢に関係なく自分の心の持ちようでやれるものだと、(おっしゃりたいのではないか?と思う)、いわゆる人生の教訓書のような本であろう?。
備考:日野原重明先生は100才になったら,小沢征爾さんと一緒に、広島から世界へ”平和の喜び”の声明を発する計画だそうです。2007年10月6日
備考:'17.7.17.日野原重明様が逝去された、ご冥福を祈ります。
3、人生の後半で大事なのは、死に方でなく衰え方だと思う。生活を刻一刻とコンパクトにしていく手だと思っている。男って年の取り方が難かしい、時代をもろに反映する、時代のレベルが低かったらつまらない年の取り方をしてしまう。女性には時代に無関係の強さがある。(98.8.10.・朝日新聞夕刊・村松友視・西尾皆香の対談)
4、年を取るには格好よく(塩野七生様 散歩道<123>)散歩道<2502>視点・景気拡大の終わり・「団塊」に学べ(1)〜(2)
5、この年に成って?今まで見えないものが見えるようになった、という話はよく聞く。(ピーコさん、私の場合は年でなく立場が変わってというところである)