散歩道<1452>a
政態・拝見・大部屋の閣僚たち(1) (1)〜(3)続く
「やらせ」で露呈深刻な劣化
橋本内閣で首相秘書として活躍した、衆議院議員に転じた江田健治氏(無所属)には臨死体験」がある。20年ほど前、通産省(現・経済産業省)の若手として働いていた。産業振興の法案つくりで徹夜が続き、役所の書庫で仮眠した。2時間ほど寝て目を覚ましたが、周りは真っ暗。何度目を開き直しても、明かりは見えない。そのときに「オレは過労で死んだ」と思った。もちろん、実際にはすぐに「生き返って」職場に戻ったそうだ。
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激務だったが、お国のためと思えば、やりがいはあった。国を支えているのは政治家ではなく官僚だという自負もあった。時を経ていま、官僚の小賢(こざか)しさが露呈している。政府主催のタウンミーティングTMでの「やらせ質問」である。
'06.11.28.朝日新聞・編集委員・*1星浩氏
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