散歩道<142> 
                                   
                               
美術(絵画)・花鳥風月図<2>                               記述を羅列しました                                       

1、源氏物語が作られた当時、異時同図法、吹抜屋台、引目・鉤鼻が中心であった。絵を鑑賞する事は武家の趣味の一つ、教養でもあった。(鎌倉時代 )源氏物語は1枚の絵として鑑賞できる為に構成よりも色に重点が置かれたようだ。政治経済のあとに求められるものは雅なる文化である(金沢文庫等)。特に鎌倉時代以降この傾向は続くようである。
2、
団扇は中国から7世紀来たもの
、扇の歴史*1は9世紀、室町時代には扇流、屏風と証する図様が出現した。
備考:*1日本最古の扇子は和歌山県・熊野速玉大社に展示されている。2011年2月23日

3、絵物語(日本)に記述されているものは
   
1、 宗教関係
    2、 文学関係   物語、和歌、説話軍記、お伽草子
    3、 世相関係   風俗、風刺、戯曲
    4、 記録関係   諸行事、祭礼、会合、遊覧、肖像、実用、技術
 伝達方法として絵巻、蒔絵、詞書、屏風や襖絵であった。

4、
公家の染色
 
天皇の用いる白、黄櫨染、青色、皇太子の黄丹、上皇の赤色、紫や紅の濃い色などの色目は禁色とよばれ一般に使うことは禁じられていた。 原因:染料の希少性、技法の難しさ、色のもつ美しさや象徴性などに関係している。紫、緋、濃い紅などは染料が得にくく染色技術も非常に難しかったようだ。白を天皇の象徴としたのは古来日本人にとって白が清浄の象徴として極めて尊い色であったためです。

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