散歩道<1399>
美術展・始皇帝と彩色兵馬傭展を見る。
今から2300年前の話:数多くの兵馬傭が始皇帝陵の説明と同時に展示されている、今から30年前に中国でその存在が(発掘)確認された、兵士1人1人の顔も別々で個性豊かである、(国王を表す刻印、玉(ぎょく)やヒスイ、4頭建の戦闘用の車、武器、弓、矢、兵馬、青銅器や農具、各種の通貨等、又、人間大の兵隊達、人物像の人形(男女)、鶴や、豚の形をした動物など、又、ピカピカ光る飾り物や、今も輝く小物、又、当時の木管に紀された、長い漢字の記述やその束ねたもの又、それを縛った止め具)、又、これだけ多くの兵隊を死後の世界でも皇帝が現世の生活や暮らしを守ろうとしたその目的や、その考えが興味が尽きない。又、その後出土したと思われる何巻にも及ぶ書籍等、地上にあっては今の繁栄を願い、死後の世界でも今の暮らしが永遠に続くことを望んでいたのであろう。始皇帝については、不老長寿の薬を何千人もの部下に命じて探させたという話を思い出した、永遠に生きたいと強く求めていたのであろう。私の想像だが、今の現世はゼロ、地上(あの世)がプラス、地下(死後の世界が)マイナスという考え(数学的な発想)*3を当時既に、持っていたのではないかと思う。死は、余り遠くにあるのではなく、近いところに感じていたのではないかと思った。鶴は*1、現世とあの世を結ぶものではないか。又、兵馬傭の彩色*2がVTRで、再現されていたが、実に鮮やかな当時の華やかさを思い出させるものである。
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備考:これは私の考えだが、<393>ピラミッドでは地上と天国を行き来するのは、船であり、<430>天と地上(現世)を行き来するのは、はやぶさである。中国(始皇帝)ではこの役目をしたのは鶴ではないか。
備考:ゼロの概念は紀元5〜6世紀に、インドで系統的に発展したと言われている。