散歩道<1360>
面白い話(139)面白い話・大集合(515)・1927・・長丁場・二の舞
かたえくぼ:発火:昔・・・火打ち石、マッチ 今・・・電池、食洗機・・・・・・・・半可通(凡馬)
つぎの宿場までは長い「長丁場」
江戸時代、交通の幹線をなした街道筋には、適当な間隔をおいて宿場町が並んでいた。この各宿場町の間隔は、機械的につくられたものではないだけに、いたって不ぞろいで、長いところもあれば短いところもあった。宿場と宿場の間を丁場と言うが、このうち長い丁場を称して「長丁場」といった。これが旅人たちや飛脚、駕籠かき人足たちの間で言いならわされ、今日物事が長く続くことの意に使われるようになった。先を急ぐ旅ならいざ知らず、物見遊山であれば長丁場もまた楽しいものである。現在、「臨時国会も長丁場を迎え」などと使われるが、こういうダラダラした長丁場だけは願い下げにしてもらいたい。樋口清之様
舞楽のパロディー「二の舞」(まい)
1927 日本に古くからある舞楽の舞の一つに、安摩(あま)の舞いと言うのがある。白絹を貼った面をつけて二人で踊る舞だが、そのつぎに、やはり二人で赤い恐ろしい面をつけ、安摩(あま)の舞いの真似をして舞うこっけいな舞がある。いわば、舞楽の中のパロディーともいえるこの舞を「二の舞」といった。平安中期に描かれた歴史物語『栄華物語』に、「今は二の舞にて、人の御真似をするになりぬべきが」というようにすでに現在の意味に近い形で、二の舞が登場している。その後、約千年のあいだ、世間では、この二の舞を演じた人も多いことだろうが、舞楽の舞台と違って、これを演ずる人は、二人とはかぎらない。樋口清之様