散歩道<1338>

                          講演会五木寛之様・いまを生きる力                         ・・・・・発想を変える

 最近の講演会の依頼先は、心とは関係のないと思われる、金融機関、情報産業、先端技術企業や医師会等のものが多い。それも”心の病”についての話の依頼である。高校の先生も11%の人が心の病で悩み、又、企業でも10%近い人がこのような悩みを抱えているようである。うつ病の人と健康な人で気をやんでいる人が、ごっちゃになっている人が多い。うつ病の人が病院に治療に行くのは当然だが、どうも最近の人は心が病んでいるのでと考え簡単に、心療内科に行く人が非常に多いようだ。最近、仏像にも違いがあることに気づいた。(奈良の仏は:裕福、西日本の仏は:おかしな、東北の仏は:こわい感じ、自分が興味を持ち、印象に残ったのは:かなしげな仏像である)。多いと思われるコンビニは全国に、40.000、お寺は全国になんと74.000あるという(そのためにあるのかも知れませんね。) 
 秋田県は自殺大国だそうだ
(その秋田で講演会をやった)。全国の自殺者は(平成5年:20.000人、10年:32.000人だそうだ。いかにその数字が多いかは、ベトナム戦争15年間で63.000人が死亡というこでも解かる。)その一番多い原因はうつ病だと言われる
。今の時代はやんでいる。やんで当然ではないかと思う。全く健康的であるということの方が、病的なのではないか毎日、朝起きると暗い話ばかり、子が親を殺し、親が子を殺す実に考えられないことばかり、心もやむを得ないだろう。)。あきらめるという言葉があります:ため息をつく状態です、明らかに究(きわ)めるという意味だそうです(親鸞(しんらん)。萎(な)えるという言葉がありますが、人間の大切な文化である:愁(しゅうである)。愁を抱えて生きることです。
 
強い枝、硬い枝は折れます(金沢兼六園の木も雪の重みでポキッと折れます)*1。やなぎ、竹、しなる枝は曲がります。この時代を生きる方法は、このように萎えて生きることです。

'06.10.28.京都文化会議・記念講演・五木寛之様「いまを生きる力」

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備考:散歩道<70>生きる音・生きる喜び・これは雪を払いのける音です。*1
備考:散歩道<751>もうろくするのもいい(何か似ているような感じをもちました。生意気のこと書いてすいません)