散歩道<1330>
オルセー美術館展(2) (1)〜(2)続く
この美術展は1、親密な時間、2、特別な場所、3、はるかかなたへ、4、芸術家の生活、5、幻想の世界へというように区分されている。
E、幻想の世界、不安と幻想性を表している色彩を重視する芸術の動きとは逆に、茶色に限定した、日常的を超えた象徴的な表現にまで高めた。(この時代を表現すればこのようなものになったのであろう)。
F、写真表現は自然の描写、象徴的な絵画の扱いが受けとられる。大きな影響を絵画の世界にも与え、技術的にはかなり進んだ作品も多く見られ、ちゃんとした評価の位置を確保することになる。白黒よりない時代、多くの場面での写真が時間の経過や天候の変化によるぼんやりした雰囲気など、記録としても重宝されたと思う。当時から、今迄、大都市の様子は喧騒で、かすみが掛かっている、なんだか薄暗さが感じられる混沌とした状態で映されている。
G、芸術家が多く集まって(マネー、ルノアール、エミル・ゾラ、エドモン・メートル、バジール、モネ等)議論し、皆の前で描く絵は、当時の彼等の日常生活の自然な姿であったり、これからの行く末の議論が絵として出現していったように思う。そのような生活から優れた絵画が出現したのだと思う。
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