散歩道<131>
                企業倫理・社会のために(1、利益が優先する。2、企業倫理、3、企業の社会的使命は何か)2010年11月1日

1. 今回の狂牛病の問題から端を発して畜産業界、食品業界全般に企業のあり方について社会に問題を投げかけている。このような問題はここ何年か取り上げられたことはなかったが、かなり前からの問題や企業体質を問われているものも多くありそうである。会社の利益が人に対する配慮より最優先に取りあげられたことが、このような問題を社会にさらけ出すことになった原因と思います。ここで私なりの考えを述べます。

2. この問題を考えたとき一番最初に思いだ出したのは、公的な仕事である。政治家になる時、公務員になる時、看護婦になる時、学校の先生になる時、薬剤師になる時等、恐らくこれらの仕事につく時には社会の為に自分は何が出来るか?、どのように役立つことができるか?と考え、使命感を持ってこの仕事を選ばれたはずです。そうして誓約書にサインされ、真剣に守るように決意されたと思います。私がいた薬業界には各会社には企業の倫理規定があり。人の為に役立つ会社であるための製造・販売する企業であることが強く求められました。営業目的の為に薬の使用量が影響を受けてはいけないと強くそのことについての規制が業界全体に求められ、そのように真剣努力しました。会議や年度代わりにはどの会社でも社長や支店長方針の発表の席で事あるごとに社員全体に確認されたものです。
備考:(自分がいた業界を一人いい子であると言いたいとは思いません、一つの例として紹介しなくてはいけないと責任を感じたので報告しますしかし何年間もかけて業界の常識は社会の非常識と言われ社会の常識に近づくよう各社大変努力された事も事実です)
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3. ここで問題になるのは、企業も最近、吸収や合併がくり返されており本来もっていた、当初の企業倫理が希薄になってきているのではないかという点です。リストラ等による企業間の社員の移動や途中入社による人の教育も十分されているかは疑問が残ります特に上記企業等に入る人たちは真当にその企業が出来た初期の目的や社会が求めているものは何か、もう一度会社の社会的使命を確認して頂きたいと思います、そうしてその企業に誇りを感じるべきです。
{関連記事は散歩道<289>企業倫理にあります)

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