散歩道<1272>
講演会・茂木健一郎・親と子の真のコミュニケーシヨン
親は子供をいい大学へ入れようとやっきになっている。大学での勉強は役立つのか?。ところでいい学校とは何か?。教育は人に機会均等の条件を与えているのでははいか(自分は公立中学や高校で十分ではないかと考えている)。今の時代、学びの機会は大学だけではない。昔(学生時代)は知の世界は大学以外にはなかった。今の時代は情報があふれているし、どこからでも得ることができる。インターネットで(ブリタリカ以上の)知識をウイキペキィアから得ることもできる。その得られた情報をどうまとめるのかの教育が必要と言われている。今の時代に必要な能力は@コミュニケーション能力(人と上手く話せること)と、A創造性である(人が思いつかなかったことを思いつくこと)。今の授業ではこの能力は教えていないので、何かが必要なのです。所謂、新しい能力異文化コミュニケーションを育てること、今までは感情は管理しなくてはいけないものとして考えられている。(脳科学からすると感情、情調を大切に考えている)、今の時代、情緒豊かな子が大切なのです。何か上手くいかなかった時、温厚さを失わないことが必要なのです。最悪の状態で平坦な気持ちでおられるかが大切なのです。(感情の問題)このような感情を育むようにできるためには、生の体験をさせることが必要です。生の体験をさせる為には親は子をあまり守ってはいけない。(生の体験は編集前といわれている=すなわち不確実な状態で生きる)。脳は体験を編集し、一生学び続けているのです。脳には千億の神経細胞があるといわれている、それがいつも活動している。脳は学ばないと存在しないのです。試験だけの為にだけ学ぶことではありません。学ぶとは限りがないことなのです。本居宣長は学ぶことほど楽しいことはないと言っている。脳は嬉しいことがあるとドーパミンがどんどん出てくるといわれている。考えるということを喜ぶ(楽しむ)ような状態に、最初に着火することです、そうすればどんどん脳は回転してきます。人生不確実のものを楽しんでいるかどうかです。イギリスの子供の教育では、子供の後からサポートしてあげることが必要といわわれてる。それは過保護になることではありません。関心を持ってあげる。見ててあげるということです。根拠のない自信を子供に持たすことです。(子供との間に)所謂安全基地を与えることです。大人だったらそれは、知識であったり、社会的なネットワークであったり、友達の存在なのです。プロフッショナルなど司会して解かったのはTVに出て頂いた皆様、逆境を乗り越えておられること、努力を怠っていないこと、自分を信じていることです。イギリスには高校を卒業した時1年間のギャップイヤーがあります、そこで人は空白に耐えることを覚えるのです。日本にはそれはどこかの組織に頼るということになります。どこにも所属しない。ゆとりと不可(確実)どちらも与えることが必要なのです。
'06.10.1.講演会・家庭における親の役割・親と子の真のコミュニケーシヨンを築くには・脳科学者・茂木健一郎氏
当日は若い女性を中心に、1000人以上の人が熱心に講演を聞いた。あとの質問者の多さでそれは十分解かった。
備考:'06.11.24.朝日新聞・第一回「朝日家庭教育講演会」として発表になっている。
9