散歩道<1254>

                  面白い話(134)面白い話・大集合(504)・1908 ”葉隠説”「オス」・気質

かたえくぼ:再チャレンジ支援:おれたちのこと?・・・・・・谷垣      麻生(カーブ)

                ”花の応援団”が知っておきたい”葉隠説”「オス」

 人気漫画『嗚呼(ああ)!花の応援団』によく登場する「オス」という挨拶語は、「お早ようございます」がだんだんつまってきて、「お早ようッス!」→「オス」になったという説がポピューラだ。今も、バンカラ好みの男によく使われているようだが、かれらはこの言葉に「押忍」という字をあてることがあることをしっているだろうか。この漢字、「武士道とは、死ぬことと見つけたり」で有名な『葉隠』に出てくる「忍(お)し」が語源だと言われている。最近の若者は万事につけて忍耐心がなくなったといわれる昨今、『嗚呼(ああ)!花の応援団』のファンには、ポピューラ説よりも、こちらの葉隠語源説をぜひおすすめしたい。樋口清之様

                染め型にたとえられた職人気質「気質」(かたぎ)

1908  いつの時代でも、職人と名のつくプロ技術者集団は、その集団特有のしきたりや伝統を持ち、そこに属する人間にも一種独特な気風を植え付ける。とくに、平安時代の染め物職人にはその傾向が強く、市井の一般人は、彼らのその気風を、彼等が染め物の型どりに使う「形木(かたぎ)になぞらえて、「職人気質」と言うようになったという。江戸中期に流行した浮世草子に「気質物」というのがあるが、これも息子・娘・妾(めかけ)茶人などの人物類型をおもしろおかしく書いたもので、坪内逍遥(つぼうちしょうよう)の「当世書生気質(とうせしょせいかたぎ)」もこの流れをくむ。一撤な職人気質とも、天下国家を論じた昔の書生気質とも違う”現代学生気質”を、坪内翁ならどう書くか。樋口清之様