散歩道<1239>
美術展・バルビゾンから印象派
’06.9.13.暗い世界から明るい世界へ出てきつつあるような”風”を展示された絵画から感じた。当時はまだ聖書や神話を中心とした古典的、歴史的な絵画が中心であった。王族や、領主、権力をもった人たちが支配する世界で、一般市民が自由に生活できる社会ではなかったようだ。自然が自由に描かれるようになったのは、バルビゾンから印象派になってからだ。版画の絵も多く製作されたようである。そこに描かれている農夫が何か物悲しく、夕方の背景と一緒になり、寂しく感じるのは(例えば、ミレーの落穂拾い)当時の社会的な背景がそこにあることを感じるからである。(農家の労働者も収穫物を領主に差し出した残ったものを自分の物として拾ったと説明されている)。外の絵とは別のもと思われる明るい背景が描かれている絵を見た時、気持ちが軽くなった感じをもった。(コロー、ミレー、クルーベ、ルノアール、セザンヌ、シスレー)
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