散歩道<123>
最近読んだ面白い本・1、上村松篁様・2、塩野七生様
アメリカ・グランドキャニヨン・その雄大さはこの前に立たないと表現しようがない。11.8撮影
1、 上村松篁様
最近読んだ本で面白かったのは上村松園や上村松篁と塩野七生の作品である、上村松篁の本では自然の小鳥等の動きが実によく描写されていたように思う。鳥に対しての愛情は子供の頃から続いていたことが書かれていたが、本当に好きなんだということがよく解った。絵の先輩が描かれたこの鳥を画きたいという希望を、40年後インドや他のアジアの国で実現したと書かれていたが、好きという事はこれほどまでだと考えた。私の先輩に言われた言葉で「好きな事を、毎日、何年も引き続いて同じ事をやり続けられるか」とそこまでのものが、自分にあるのかどうか考え直す機会があったのを思い出す。上村松篁様の絵画展を見たが1枚の大きな絵を書く為にスケッチされているかなりの数が展示場に飾られていた、今流に言うコピーされて拡大されて描かれたのではないかと思うほど、実にきっちりと美しく描かれていた。実に素晴らしく綺麗だと思う絵が多い。1枚の花の絵で葉一つ一つにぼかしのようなものを発見し感動した。
2、塩野七生様
塩野七生の作品には外国に長く住まれた人だけにわかるヨーロッパやイタリアと日本の比較など大変興味深いものがある。特にイタリア人のジョークや明るさなど日本人には解らない国の情景や、生活習慣のようなものがよく解かり大変興味を感じた。若い人が先輩を見る眼や、又高齢者が若い人と接していくときの心得など大変興味深いものであった。格好よく年を取って行く方法など興味深いものであった。外国から見られた日本の姿がいろいろの面で語られているのが参考になった。日本人が自信をなくしている問題も考え方によればもっと誇るべきことがあるのではないかと言う指摘に納得させられたりした。私も格好よく生きたいとこの文章で考えた。
備考:最近読んだ本で面白かったのは山崎正和様のもの
備考:塩野七生さんが'07年度・文化功労賞を授与されることが決定。おめでとうございます!