散歩道<1222>
三者三論・中心市街地再生のカギは・コンパクトな都市を造ろう(1) (1)〜(3)続く
地方の商店街が衰退している。大型店の郊外進出規制などの対策が始まるが、街は活性化するか
青森市は、中心市街地に賑わいを取り戻した成功例として、視察が相次いでいる。89年の市長就任以来、まちづくりの方向性として「コンパクトシテー」を提唱してきたが、市民のコンセプトを得てマスタープランができたのは99年。コツコツ積み上げやっと形になりつつある。中心市街地の空洞化が始まったのは70年代、第2次ベビーブームで人口が増え、クルマ社会の進展や一戸建志向などがあいまって郊外開発が進んだ。それに引きずられるように、まちなかに住んでいた人たちも、公共施設も、郊外へと移り、中心市街地の人口は70年代からの30年間で1万3千人減った。郊外への移住によって、道路や上下水道、小中学校の整備にいくらかかったかを試算したところ、約350億円にも上がった。
'06.8.18.朝日新聞・青森市長・佐々木誠造氏
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備考:'80から5年間青森に住んでいたので市長さんの話がよく解かります。当時は郊外へと移り住むのが自然の流れのようであった。当時('81)でも市の年間除雪費だけで、18億円かかったと記憶している。
