散歩道<1186>
面白い話(129)・面白い話・大集合(499)・1898ケンもホロロ・下馬評
かたえくぼ:靖国参拝:行けば生き 行かねば 生きぬ公約も 行くは 私の意地で行くなり・・・・・・小泉純一郎(透視楼)
キジは無愛想になく?「ケンもホロロ」
1897 動物や虫の言葉を解さない人間は、彼らの言葉をどうも自分勝手に解釈し、都合のいい意味をあたえる性癖があるらしい。コオロゴの鳴き声を、「肩刺せ。裾刺せ、寒さがくるぞ」と聞き、ホトトギスの声が「テッペンカケタカ」、コノハズクの声が「ブッポウソウ(仏法僧)」と聞こえるといったたぐいは、鳴いた本人(?)たちも合点がいくかもしれないが、とんだ迷惑と言われそうなのが、キジの鳴き声だ。キジは、昔から「ケンケン」とか「ホロロ」と鳴くと言われているが、、この声が人間にはなぜか無愛想に聞こえたらしい。「ケンもホロロ」と、素っ気なく断る時の引き合いに出されるようになってしまった。キジもとんだ濡れ衣を着せられたものである。樋口清之様
主人がいないあいだの噂話「下馬評」(げばひょう)
1898 江戸時代の代表的交通機関といえば、駕籠と馬だが、いまでいう交通標識も、要所には設けられていた。「下馬」もその一つで、社寺の境内などに下馬札が立てられてあれば、武士はかならず馬から下りて敬意を表したという。さて、お伴の者たち、馬を降りた主人が用をたしているあいだは、退屈で仕方がない。そこで、始めたのが「下馬評」。おたくの主人は出世タイプだとか、あそこのい主人は恐妻家だとか、もっぱら世間話にいそしんだ。なかでも、江戸城大手門(現在の東京都千代田区千代田)の下馬札の所では、場所柄、世間話もキナくさく、ロッキード事件顔負けの灰色のうわさや黒い憶測が飛び交ったとか。樋口清之様