散歩道<1131>

                         面白い話(127)面白い話・大集合(488)・1890ウルトラ・あて馬

かたえくぼ:記者会見:不完全燃焼だ・・・・・・・・・・被害者          パロマどの(白髭)

                   アルプスを越えると、教皇庁があった「ウルトラ」

 1889ノーベル賞作家故川端康成(かわばたやすなり)の代表作、「雪国」の「トンネルを抜けると雪国であった」の有名な言葉を借りれば、中世ローマ帝国の歴史は、まさに「アルプスを越えると、ローマ教皇庁があった」ということが出来る。というのも、ローマ教皇庁はフランスから見ると、ヨーロッパ・アルプスの向こうの、ultra-montane(ウルトラ・モンティン)にあり、ウルトラ・モンタニズム(教皇権至上主義)を掲げる過激派は、ローマ皇帝にとっては、皇帝から超越した目の上のたんコブだったのである。平和な現在では、この「ウルトラ」、もっぱらスポーツの世界で、あくことなき記録の書き換えに挑戦する”超技術”の意味に使われている。樋口清之様

                          哀れ、本番の味を知らず!「あて馬」

 1890競馬の主役はなんと行ってもサラブレッドである。だがどんな世界にも主役をひきたてる脇役がいるもので、さしずめ種付け用の牝馬を発情させるために使われる「あて馬」などは、その最たるものだといえよう。血統の優秀な馬になると、種付け料は、一回数百万円。その豪勢なベッドインが空打になっては、元も子もない。そこで、一発必中を狙って、牝馬の受け入れ態勢を十分に整えさせる必要がでてくる。そのために使われるのが「あて馬」だが、大いに気分がのって、いざというとき本命の種馬にとってかわられてしまうというのだから、世の競馬フアンならずとも、まことに同情を禁じえな樋口清之様