散歩道<1127>

                      新社会のデザイン・これからの社会保障は(4)           (1)〜(7)続く

・・・・・高等教育にもっと公的な金を出すべきですか。
 「経済的な理由で中学・高等学校卒後の進路選択に差別化が生じるのは望ましくない。小中学校も30人学級の実現など質を高める必要がある。

・・・・それ以外は
 
「『若者基礎年金』が考えられる。例えば15〜25歳、18才〜28歳の間に月額4万円程度の年金を支給し、教育の支援や生活費の補助に当ててもらう。フリータ対策になるし。NPOの起業を支援することにもなる。社会に貢献できるような仕事をしたい、という若者のニーズは広がっている。親から自立を勧める意味ある。
・・・・・狙いは
 
「年金の支給で、機会の平等を保障し、結果的に社会の活性化にも寄与できる。『事後から事前へ』という考えだ。スタートラインは十分平等にして、それ以降は自由な競争にし、事後ないし、高齢期はしっかり保証する、いわば『サンドウイッチ型』だ」
・・・・・「若いものに金を与えると無駄使いしそうだ」という批判も出そうですが。
 
「欧州では大半の国で10代後半まで児童手当が支給されている。ドイツはは27歳未満までだ。児童手当の延長と考えればいい。

'06.7.21.朝日新聞・千葉大学法経学部教授・広井良典さん