散歩道<1046b>

                      戦争について家族の立場から言っておかなくてはいけないこと(2)

 多くのいろんな元兵士の話やTV等による報道や新聞等の情報から知るのは、この戦争で亡くなった多くの兵士は、戦場での戦闘によるものや武器弾薬の全くの不足以上に、食料不足や疫病などが原因で死亡した人の方が多かったというのは事実と思われる。その背景に、補給路もないままに(確保出来ないのがわかっていながら)現地で兵士に戦争を続けさせようとした、当時の軍国組織である。
 ちなみに父は戦地へ向かう輸送船に乗り込むのを舞鶴の軍港まで見送ったのが私が
に会った最後になった。
 小さいながらに祖父から聞いていた話
(信憑性不明だが)は、召集されないために人差し指を切り落としたの友達がいた話や、終戦後、軍事物資を譲り受けた会社や、人達がそれを元手に会社設立等に役立てた人達(信憑性不明だが)もいたこと等である。
 私がこの記事を書かなくてはいけないと感じたのは、戦争の犠牲者にも拘らず、社会(人)からの目を気にして、その事実(犠牲者である)を隠そうとしていた家族であったからだ。これを感じたのは、韓国、ヨーロッパ諸国へ旅行した時に、その国(韓国、ヨーロッパ)で市民にこの質問をしたそして答えてもらった。兵役で亡くなったり、負傷された人には、国の為に戦ったのだと、国が(家族の)面倒を最後まで見なくてはいけないという基準の考えがあることである。その考えは訪問した国でも共通であった。
とにかく、どんな戦争でも決してやってはいけないということである。

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