散歩道<1033>

                 三者三論五輪なぜ誘致・交通・施設、快適な東京こそ(2)         (1)〜(2)続く

 とにかく、選手屋観客を待たせないような工夫すべきだ。五輪は、選手や応援団にとって特別な大会。だからこそ、最高のコンデシヨンで臨める場を作ってあげたいと思う。その点で東京は快適な五輪を実現するための条件がそろっている。これからの五輪は、日本の復活を世界に示した64年の東京五輪とは意味が違う。「国威発揚」というのはもう古い。そんなことでは、戦争なんかが起ると、またボイコットといった問題が起りかねない。私もモスクワ五輪のボイコットで迷惑を被った1人。国のためでなく、人類のためにどう戦うか・・・・・競技面でもコンセプトでも、そうならないとおかしい。アテネ五輪は、4人の息子たちを連れて観戦した。五輪に出たいとかマラソンを走りたいとか、作文に書いていたのを見て、やはり嬉しかった。生の五輪を見れば、子供達は変ると思う。五輪で、子供達に夢を与えて上げたい。今の元気のない子供達に各学校が決まった国々をそれぞれ応援する一校一国運動などの取り組みもいいだろう。スポーツ競技だけでなく、応援しようという気持ち、世界の人たちとの交流など、いろんな面でかかわってほしい。めざす16年の大会は前回の東京五輪から約50年立つ、五輪を知っている人は、かなり減ってきている。だからこそ、また、に日本でやってもらいたい。日本に招致できれば、選手の育成も随分と強化できるだろう。理解が得られやすくなり、資金面の環境も違ってくるはず。やっぱり、日本選手が弱かったら盛り上がらない。だから、早く決まって、子供たちの強化をしていけばと思う。国を挙げて,層を厚くするのは、年月をかけることが必要だ。

'06.4.28.朝日新聞、元マラソン選手瀬古利彦氏

'07.9.15.朝日新聞、16年五輪7都市名乗り・シカゴ(米国)、リオデジャネイロ(ブラジル)、プラハ(チェコ)、バクー(アゼルバイジャン)、ドーハー(カタール)、マドリード(スペイン)、東京(日本)・・・・・・・・シカゴ・本命、リオが追う、東京は唯一の経験売り、