散歩道<1032>

                 三者三論・五輪なぜ誘致・交通・施設、快適な東京こそ(1)         (1)〜(2)続く

 選手の立場から言えば、五輪はまず選手ありき、選手村から競技場にスムースにいけることが、最も重要だ。選手にとって環境がいいことは、観客にとってもいい環境といえる。東京は、地下鉄、JR、バスなど輸送力に優れえている上、都心の半径10`の範囲内に、主な競技施設を集中できる計画だ。道路の整備も、海外に例を見ないほど行き届いている。海外では、マラソン大会を開いている大都市でも穴ぼこだらけの道がいくらでもある。東京の、世界における知名度の高さも承知のメリットになるだろう。東京は、伝統文化から最先端技術まで集中している都市。大都会でありながら、駒沢公園や神宮外苑などみどりも多い。 IT技術などを駆使しながらの観光案内など、海外からの観光客も、快適に東京の街歩きを楽しんでもらえるように出来るのではないか。電車に財布をわすれても届く。世界の大都市に比べば、治安はいい。観戦した後、秋葉原、六本木、渋谷など、どこでも出歩いてもらいたい。コーチとして参加した96年のアトランタ五輪では、サブトラックから競技場まで1`もあった。選手等は協議がスタートする1時間前からバスに詰め込まれ、そのまま缶詰状態になっていた。選手村が満員になって、不便な場所にあるホテルに泊まらされた日本選手もいた。自分も、夏の暑い時期なのに、息苦しい超満員の電車に30分ほど揺られて会場に行った。何万人もの観客が一駅に集中すればパンク状態になる。

'06.4.28.朝日新聞、元マラソン選手瀬古利彦氏

'07.9.15.朝日新聞、16年五輪7都市名乗り・シカゴ(米国)、リオデジャネイロ(ブラジル)、プラハ(チェコ)、バクー(アゼルバイジャン)、ドーハー(カタール)、マドリード(スペイン)、東京(日本)・・・・・・・・シカゴ・本命、リオが追う、東京は唯一の経験売り、