散歩道<1020>
ボストン美術館所蔵・肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」(1) (1)〜(2)続く
これらのすばらしい絵の多くが、アメリカのボストン美術館に保管されていたことに驚いた(始めて我々日本人が、目にすることが出来た絵だそうだ)。また、当時日本人がその素晴らしさに気がつく前にアメリカに買われていたことである。(これらの作品が当時日本に数多くあったことを考えると、実に芸術的な奥行の深さや、幅の広さ等、素晴らしさの再認識するきっかけになるように思う。)ウイークデーではあったが高齢者を中心に多くの美術フアンがにぎわっていた(神戸市立博物館)。解説された説明を読み切るまで動かない何重もの人の群れに、私も音声ガイドを借りた。配置状況は、1章・江戸の四季、2章・浮世の華、3章・歌舞礼讃、4章・古典絵の憧れ、解説付き(ガイド)のものに加え、芝居小屋への呼び込みの囃子など、江戸情緒に浸される。その他80点近い実によく保存された浮世絵を見る。まず色が大変きれいである、実に詳細に描かれた華やかさを十分感じさせる花魁等の立ち姿である。又、歌舞伎見学、花見の宴、想像の動物である鳳凰や獅子、象等、又妖怪など当時の人の関心が何にあったか興味が尽きない。当時は江戸男性のファッションがこの(遊郭)で、時間をつぶすことにあったのかもしれない。それが浮世絵の隆盛を支えたのであろう。実に優雅である。
ここで関連する蘇る色彩に関する記事を紹介します。<107>美術展・写真展、<199>色について・復元された8世紀の色、<155>絵画展から・池田満寿夫さん、<186>日本・西洋の絵・相違点・類似点、(1)、<187>(2)、*1、<316>マルモッタン美術館展(1)<317>(2)・ジャポニズム、<526>ゴッホ展、<1667>ギメ東洋美術館展
備考:散歩道<189>”日本語で見つけた美しい表現”にあるように、これだけ物事の情景を表現できる美しい言葉は、世界にもそうないのではないですか!。
備考:ちなみに、私が展示している絵も肉筆です。失礼え!