散歩道<1001>
講演会・パネルデスカッション この国の行く方を探る・理性の外交いまこそ(3) (1)〜(4)続く
評論家・山崎正和氏、前外務大臣・町村信孝氏・神戸大学教授による基調講演・五百旗頭真氏パネルデスカッションが行なわれた。
日本の外相として、はっきり言う、はっきり自己主張するようにすれば(今まで主張することは殆どなかったようだ)、もやもやの感情は残らない。外交交渉とは、合意しないことに合意する(agree
to disagree)主義であった。駄目なものは駄目と言う事が必要である。日本は平和外交:武器輸出の三原則:核、核不拡散。日本外交は戦争しかけません。第1次湾岸戦争:PKOとして、カンボジア、ゴラン高原に参加した。一方、1兆円の拠出金を出しながら世界の国からも評価されなかった。その反省に立って、9・11事件以降、インド洋上に自衛艦を送り、テロ支援グループの輸送路を断った。イラクで人道復興作戦に参加した。日本にはODAに50年の歴史がある、166カ国28万人送った。今も青年協力隊として、79カ国に、2万9千人送っている。今回常任理事国入りはできなかった。常任理事国のメンバーは:戦勝国連合である。日本は環境外交に力を入れるべきである。1998年京都議定書が採択された。中国のエネルギー効率、日本の1/10と悪い、省エネルギ−対策、”成長の限界”という本を読み、食料、大気、出生率に及ぼす危機的状況を心配していた。残念ながら、心配は実現の方向にある。戦後60年、政治家は楽観論者でないと勤まらない。外務大臣は最後のとりでは健康である。1泊5日の出張もある。
山崎さんの話を聞いて反省しよう。(問題を指摘しがちであるが、悲観論よりも楽観論を書くのが必要と思う)。
外交交渉:中国:文書主義、ただ読みまくる。北朝鮮もそうだ、それが綱領になる。戦後60年、進歩的文化人、(A新聞的文化人?)の判断基準は:社会主義:共産主義は平和主義、アメリカは戦争主義という。
独立した個人、日本に右翼は復活するだろうという等、当時あった予想は全部外れた。
反日デモ:損害は弁償しよう。しかし、謝ることはしない。どうもそれが大国というものらしい。日本は何でも早急に応えを出そうとしている。
今、格差論:格差のない社会はない。しかし、全部貧乏人社会ではない。チャンスの公平さでなく結果の公平さを求めている。これは間違いだ、勘違いしている。訂正の必要がある。累進税率90%持っていくこれでは、これでは共産主義社会と一緒だ。:所得税、住民税は、今5割持っていかれる。中産階級:地域にしろ、日本は正社員の賃金高すぎるため、多くの企業が中国へ出て行った。その為、企業は非社員を採用する以外に無い。これも格差社会を創る原因になっている。インドネシアやミヤンマ、では年所得150〜200ドルに過ぎないのに、優雅な生活する人は、家政婦40人いる人がある。これほどの格差は起こっていない。(サッチャ−金持ち財産を皆に分けることは出来ても、貧乏人を金持ちにすることできないと言っている)。格差は必ず残るものだ。セフテーネットは作る必要がある。
スイス・ダボス会議で、靖国参拝のことが、日本のナシヨナリズムと関連つけて、大きな関心が集まり、すごく話題になっていることに驚ろいた。私は、むしろ、愛国心がなさ過ぎることを心配してるのに。侵略戦争や国のため命を捧げることについての数多くのメールが、2チャンネルに入ることに驚いた。
文部大臣として:戦前滅私奉公今の時代は個人の権利は自由だが、責任と義務を伴うことを忘れている。行き過ぎると問題。チャンスが平等だが、結果が平等と勘違いしている。:文部大臣の時の反省:ナイフ検査(児童が学校にナイフを持ってきていないか調査):これは日教組の反発もあり、実施することができなかった。個人より公を大切にする傾向が強すぎる:戦後の社会の行き過ぎを直す必要がある
国連で:もっとポジティブに先手をうって日本はやるべきだ。日本は、何ごとも、はっきり言う必要がある。環境では優等生:これからは環境問題を中心に世界をリードしていこう。もったいないという言葉は大切と思う。
予算に関して:しかし、出る方を減らすのは実にむづかしい。:北海道は県の予算を10%減らす:このような蛮勇を奮わなければいけないのかもしれない。
拉致の問題:外相中、一番心痛む問題であった。交渉:日本のインテリジェンス能力がない。
地震と津波:日・英・欧・米(インドネシア会議)中に日本が中心になり、すばやく援助の手をさしのべた。
詳しくは'06.4.30.朝日新聞に報道されている。