散歩道<876>
大集合(400)・1690 ・広告 無印良品(4)-2・しぜんとこうなりました (1)〜(2)続く
私は個人的にこの会社の広告が好きです
今日、無印良品のデザインは世界で高い評価を頂くようになりました。世界のプロダクトデザインが一堂に会する、2005年のドイツIF賞においては五つの金賞を同時に受賞しました。ラジオ付CD
プレーヤー、DVDプレーヤー、シュレッダー、電話機、角型紙筒ラックがその対象でした。これらのベ−シックな製品に対する受賞によって無印良品のものづくりは大きな自信と勇気を頂くことができました。現在、私達はそれをはっきりと「デザイン」よび、その品質を向上させるために、世界中のデザインナーたちと連携しています。無印良品デザインを生み出す背景は、流行や時代の気分ではありません、若さや老いもターゲットにしません。テクノロジーの先端に必要以上に意識を尖らせることもありません。基本は人への興味です。今日の地球で働き、憩う人々への興味です。身の丈にあった住まいを作り、装いを楽しみ、安全なものを食べ、眠り、時には旅をし、笑いや涙に包まれる普通の人々、そういう人々の暮らしがもう少し幸福になるための手伝いを、6000を超える製品を通して続けていくことが無印良品の役割です。資本の論理よりも人間の論理が少しだけ勝っている点が私達のオリジナリティーです。本年の無印良品の広告は商品に重点をお置きます。きちんとおすすめできる製品をひとつづつご紹介していく予定です。タモ材の家具をはじめ、独創的なウレタン成型による「ふっくら成型ソファー」、操作が簡単で存在感の楽しい「壁掛式CDプレーヤー」、駅や公園にある時計をそのまま「掛時計・腕時計・置時計」にした明快なラインナップ、流れるようにきれいなアルミ製シエードを持つ「アームライト」、どんな食卓にも素直に馴染む「和の器、洋の器」シリーズなどなど、ひとつひとつの製品を通して皆様に「なるほど」と、無印良品の成長をご理解いただきたいと考えています。人と人、そして生活を冷静に観察したら・・・・最適な素材と技術を組み合わせたら・・・・・自然や環境に配慮したら・・・・・お客様の声に耳を傾けていたら・・・・世界中のデザインナーと連携してみたら・・・・無印良品のデザインは、しぜんとこうなりました。
'06.2.17.朝日新聞
散歩道<184>無印良品の未来・格調高い興味あること場「が」「で」、<258>無印良品、<408>茶室と無印良品、