散歩道<822>
散歩道・面白い話・大集合(358)・1610
算数軽視が学力を崩壊させる(3) (1)〜(4)へ続く
偶々図書館この本を借りて読んだが、数学について、その必要性について、日頃考えている、気がついたことを報告します。(箇条書きです)
1610、 15、数学はなぜ必要か、1つ、数学の学習が論理的な思考を養うからである。2つ、数学を学ぶもう1つの理由は職業の選択肢を広く保ち、異なる仕事に適応出来るようにすること
16、高校までで論理的な思考を訓練できる学科は数学だけである。学校教育で基礎学力をつけないで創造的な人間を作ることは出来ない。
17、「守・破・離」と言う言葉。守は下手、破は上手、離は名人の状態をさす、別の言葉では、守りはひたすら守ること、破は教えの言葉から抜け出し真意を会得すること、離は型に一切とらわれることなしに、自由に飛翔する境地であること。
18、√49解からない学生が多いなら√5が2.2360679であることをもじって、1996年ごろ、富士山麓の村にあった宗教団体の本部道場の存在を「富士山麓オーム鳴く」と呼んで、話題にしていたが、その冗談も今の国公立や一流私大の文系学生には通じない。
19、今後益々情報化社会は進む、数学を勉強させておかないと高度なことが出来なくなる。プログラミングをやる段になると高校時代に数学で論理的な思考を行なってきた学生とそうでない学生では差が出る。プログラミングで数学は使わなくても、数学を勉強してきた経験は生きる。数字、データを読みこなすのに数学がいるのはいうまでもない。
20、文学部について考えても、哲学を勉強するのも、基本的に数学をやらないと意味がない。カントの純粋理性批判だって、基本的に数学から出発しています。さらに言えば心理学や社会学は統計を非常によく使います。そういう意味で、文学部に入ったといっても真面目に学問するつもりなら、数学とか論理的な発想がなくて大丈夫な学問というものは、本当に少ないと思います。
備考:本の名前:算数軽視が学力を崩壊させる精神科医・和田秀樹、京都大教授・西村和雄、慶応大学教授・戸瀬信之著
散歩道<81>理系と文型の営業感覚、<206>子供の教育に一言、<220>硬派の本を出し続ける、<293>面白い話・統計数学、<307>理科離れ・数学・記憶と音楽、<308>理科離れ・数学・教育・引き出し、<309.>数学・対数表・周辺知識、
