散歩道<778>
散歩道・面白い話・大集合(316)・1545
波聞風問・貿易戦争 巨大消費市場 米国のたそがれ(1)
1545、トランプの米国」が貿易戦争の火ぶたを切った。中國への制裁関税を発表。中国が報復を発表すると、さらに追加処置を検討するなど摩擦が激化している。先進国仲間の欧州連合(EU)や日本にまで高関税をかけてきており、米中心に長い年月をかけて築いた貿易秩序を自らが壊し始めたかのようだ。
石毛博行・日本貿易振興寄稿理事長は「自由貿易を交代させたら米国の国力はむしろ弱まるだろう」とみる。
それが世界の政策責任者の共通理解だ。では、なぜ?
トランプ氏の動機の一つは国内の雇用取り戻そう田行動する姿を選挙民に見せつける為だろう。ただそこに一種の危機感、弱さを隠す虚勢のようなものも感じられる。
冷戦後、米国は唯一の超大国だった。世界最強の軍事力と魅力的な文化などのソフトパワーを兼ね備え、何より圧倒てきな経済力を誇ってきた。経済力が何かといえば第一に巨大な消費市場を抱える事ではなかったか。
<検>外国、<検>社説
'18.6.26.朝日新聞、編集委員・原 真人氏
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