散歩道<7342h>

                         低価格競争社会から 抜け出すための提案
                         
 2021.9.8.の朝日新聞の記事には、共鳴出来る。その記事は、値上げ嫌いこそ元凶 「1円だってイヤ」こびりついて20年企業は動けぬまま である。(東大大学院教授・渡辺勉さんの記事) 
 日本全体がこの状況から、20年以上、安さ競争(低価格)から抜けないでいるように思う。記憶は確かではないが
(私の勤務地からの記憶)、スーパの走りはダイエイ、その後のこの種の店は、東京ハンズ、無印良品、その後、ユニクロ、島本、コーナン、マツモト、その後は100円ショップ、ダイドー、ドン・キホーテなど、安さを求めて人はこれらの店に足しげく出かけるようになった。人を引き付ける要素の中にはとにかく品数が多く、種類によっては同じ品物でも、大きさや、長さ、重さ、に区分され品物が用意されていることは人を引き付ける要素であると思う。人はこのような購買方法になれると、中々今までのような品物を吟味して時間をかけることが中々出来にくくなる、格差社会が全国的にも広がってきている、(金銭的にも恵まれない層が広がっている)、今の社会の状況では安いものに皆が集中するのはやもう得ないと思う。(私の「散歩道」でも日本の定食は先進国でも一番安いとの記事を紹介している)。それに追い打ちをかけたのがコロナの全国的な蔓延である、緊急事態宣言が何度も大都市圏を中心に出され企業の購買、生産活動にも大きな影響を受けた。
 とくにコロナが蔓延している今の状況では多くの企業が大変苦しい状況にあり、賃上げに応じることも中々出来にくい事情があるのはやむもう得ないと思う。この2年間に及ぶ影響は、3~4年かかるかもしれない、今までのようにいいものは高く売れていた時代に戻すためにも(民主主義社会では企業が率先して高価格政策に転換ずるのは難しいだろうから) 国や市町村の公的機関が中心に率先して、意識的にものを元のような購買価格で売買するような価格体系にもどさないと日本経済は縮小気味な状態から抜け出すことは大変難しいと思う。