散歩道<6945>
経気台(914)・大阪万博開催に思う。
明日23日は、平成最後の天皇誕生日であるとともに、東京タワーの60歳の誕生日である。2013年に東京スカイツリーに電波塔の役目を譲っていこうも人気の観光名所だ。
塔といえば、大阪では1970年の万国博覧会のレガシーである太陽の塔の内部が48年振りに公開され、脚光を浴びている。
その大阪で再び万博が開催される。2020年の東京五輪は56年振り、25年の大阪万博は55年振りだ。こうなると札幌も、30年に58年振り二度目の冬季五輪を是が非でも、となるのか。
先月、博覧会国際事務局総会が開かれてパリで、大阪府や経済産業省、財界の関係者が大はしゃぎする姿をニュースでみた。5年前のブエノスアイレスでの国際オリンピック委員会総会の光景と重なりうんざりした。なぜなら、あの時のプレゼンテ-ションで安倍晋三首相らが約束したことがと現状が違い過ぎるからだ。
大阪万博のテーマは、前回が「人類の進歩と調和」で、次回は「いのち輝く未来社会のデザイン」。誘致資料には、「中小企業の経営強化」「2兆円の経済波及効果」など、経済的メリットを始めバラ色の世界が描かれていてめでたい。これらは約束なのか無責任な希望に過ぎないのか。
必ずしも多数の支持を得ないまま、大型の公共イベントが巨額の費用を投じて繰り返される。このことに対して若い世代が閉塞感を覚えていないかと危惧する。
堺屋太一さんが通産閣僚として70年の大阪万博に情熱を持ってかかわったのは30年代前半だった。2度目の開催にあたり、前回を知る世代はせめて「余計な口出し」を控え、若い世代に任せよう。<検>政治、<検>世相、
'18.12.22..朝日新聞
備考:次世代に引き継がれる文化、遺産の開発がこの日に向かって行動を起こすべきである。
