散歩道<6876>
オピニオン・ 迷走の英国・どこへ(3)
多文化主義の理想 今や誰も口にせず 崩壊した国際感覚
信じかたいのは、あれほど評価してきた多文化主義を今や誰も口にしなくなったことです。それどころかイングランド白人ナショナリズムの台頭が懸念されるほどになってしまった。イングランドの地方都市に行くと、英国旗ユニオンジャック「ではなく、イングランドの旗セントジョージ・クロスが教会の塔にはためいています。この旗は、黒人やアジア系、ポーランド系を含まない英白人社会の象徴なのです」
「EUが立脚してきたのは「移動の自由」の理念です。国籍を気にすることなく動き回る。それこそが欧州統合の画期的な側面でした。その結果、交易と相互理解、転居の枠が広がり、人々の生活は知らず知らずのうちに欧州化された。ただ、日々の現実が国際的になる一方で、政治は相変わらず国ごとに分断されている。生活と政治の溝が次第に深まりました。<検>外国、<検>政治、
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