散歩道6848                   <1152b>

                                  日曜に想う 本当は人で不足と言うよりも(1)


人手不足。だから入館法を改定して外国人をもっと受け入れる必要があるとされた。でもこの言い方ははちょっとごまかしがあると思う。問題の本当の名前は「国民不足」ではないか。
 いたるところで働き手がない。工場でもスーパでもレストランでも農地でも介護や医療の現場でも、人で不足が深刻なのは間違いない。
 けれども、人が不足し始めているのは経済活動の現場だけでなない。
 市町村会議のでは、議員のなり手不足があちこちで、問題になっている。警察にとっても自衛隊にとつても採用対象の若者層は小さくなる一方だ。どれも国民にしか担えない役割だ。働きでだけではない。消費者も納税者も減っている。
 経済が高い成長率を示している時なら「人手不足」は、問題を表す言葉としてふさわしいだろう。けれども今の日本が高度経済成長期にあるわけではない。なのに人手が足りないのは、国民が減っている上にどんどん高齢化し、若い人が急速に少なくなっているからだ。<検>世相、<検>政治、

 
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19.2.24.朝日新聞・編集委員・大野 博人氏