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面白い話・小心翼々・女性の本心は分らない、妻の本音、パニック
慎み深い文王「小心翼々」(しようしんよくよく)
『詩経(しきょう)』大雅大明編に「維此文王(ぶんおう)、小心翼々」という詩がある。「小心翼々」とは、この文王という人、さぞかし気の小さい、能のない男だろう、と思われるが、決してそうではない。それどころかこの詩は、文王は細かいことにも気をくばる、たいへん慎み深い男だった。と文王をほめているのである。この『詩経』に出てくる「小心翼々」という語、もともと、ほめ言葉に使われていたものらしい。それが、いつのまにか、現在使われるような悪い意味に変化してしまったものである。なお「小心」という言葉も、もとは「心を小(せ)めて」と読んで、心を引き締める意であったとする説もある。樋口清之様
女性の心は分らないという
女性の心は分らないというお話です。河合隼雄様が本当に男が女性を理解するのは難しいと書いたところ、遠藤周作さんが「理解することは難しい」じゃなくて、「理解することは不可能だ」というのが正しい」と手紙が送られてきたそうです。<検>女性、
備考:遠藤周作さんの息子さんが'19.4にフジテレビの社長になられました。御目度うございます。
妻の本音
定年になった亭主は、朝8時から夕方6時まで別行動したい、つかず離れずが理想(妻の「本音」調査から)・・・散歩道<474>-167
牧羊神パンの怒り「パニック」
ギリシャ神話に登場する神々の中でも、牧羊神パン(Pan)ほど一風変わった個性をもった神もいないだろう。狩人、牧童、家畜を守るというこの神様、上半身は人間、下半身は山羊(やぎ)、頭には山羊の耳と二本の角があり、全身髪もじゃの醜男ときているから、女性に言い寄られてもいつもふられてばかりいた。そんなパンの最大のお楽しみはといえば、昼寝をすることしかない。この唯一の楽しみを妨害するものがいると、彼はたいへんな勢いで怒り出し、人や家畜に恐怖(panic)を与えたという。そういえば、石油ショックのとき生じたパニック、多分に主婦たちの大企業の物資隠匿にたいする怒りと抗議の意味があったようだ。樋口清之様
<検>言葉、