散歩道<6793>
                            
                       樹木希林さん 友と交わした言葉(4) 死ぬことは、だれかの心の中で生き続けること
 

病が不幸だけなんて もったいない

 

   己を困らせる人わたしにとっての・・・・

 夫の内田裕也さんに触れた言葉もあった。
  「共演者と合わなくて。あー疲れた」

 晩年は丸くなったという希林さんだが、物事や人に対して厳しい人でもあり、電話でこうこぼすこともあった。そんな時、梶川さんは釈迦の弟子の一人、提婆達多(だいばだった)の話をした。釈迦にたてつき、困らせる、みんなが彼を遠ざけた。だが釈迦は「役立つ人だけがいいのではない。困らせる人は己を磨く上で必要だ」と説いた。すると、希林さんは「くっくっ」と笑いながらいったという。「そういえば提婆達多は、わたしにとっての裕也ね」<検>人<検>教養、