散歩道<6739>

 環境への懸念からストローの廃止運動が盛り上がっています。海洋プラスチクごみ問題の「悪役」とされていますが、これ以外にも、ペツトボトルやレジ袋などが海洋汚染影響しているとされます。身の周りにあふれるプラごみ削減の解決策を考えます。

                     オピニオンあふれるプラごみ(2)・削減・再利用 地域で仕組み
   
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 ごみを減らす方法として、リデュース(削減)、リユース(再利用)、リサイクルの3Rが言われますが、日本政府はリサイクルに比べ、削減や再利用には消極的だったと言えます。それにリサイクルも対象は容器包装だけでいいのでしょうか。責任ある消費という観点から改善に必要があります。
 プラスチックを含め、一般ごみの約8割は焼却されています。焼却熱を回収して有効に使うべきですが、千以上ある自治体焼却炉の中には小規模で熱回収できない古い炉がかなりあり、今後、広域処理は避けられないでしょう。
 また、分別せずに燃やすのは楽ですが、3Rの理念とは逆行します。分別して「こんなにプラスチックをつかつていたのか」と意識することが重要です。

 プラスチックは環境に加え、人間への有害性も議論になっています。有害物失対策に準じた対策を考えるべきです。一方、生活環境や衛星環境を改善してきた側面もあり、冷静に判断して、バイオマスプラスチックや生分解性プラスチックなどへの転換を進めるべきです。そうすれば、新たな産業にもつながると思います。<検>環境、

 '18.11.17.朝日新聞・京都大学准教授・浅利 美鈴さん