散歩道<672>
                             散歩道・面白い話大集合(224)・1221    

1220.企業広告横浜チョコレート                       
 古(いにし)へは「貯古齢糖」、当世は「チョコレート」と云う
此ノ菓子ハ、人ノ血液ニ滋養ヲ与へ、精神ヲ補フ功アリ」と記せしは明治六年,彼の地にて初めて本品を食せし岩倉具視欧米使節団(1871-73)*Aの一行也(なり)。澎湃(ほうはい)と寄する文明開化の波に乗り、本品も横浜外国人居住地を経由して本邦へ渡来。其の芳(かぐわ)しき香味と甘美なる渋味は、西洋菓子の真骨頂として世人を驚嘆せしむ。何時(いつ)しか「貯古齢糖」又は「千代古齢糖」と命名され、天下に流布されたと聞く。嗚呼(ああ)、時は移り、世は変われど、其の芳香と美味は永遠(とは)に世人の口中に至福をもたらす乎(か
 
   

*Aこの時の同行者は、岩倉具視*1(遣米欧使節団長)、大久保利通(版籍奉還・廃藩置県)、伊藤博文(初代首相)、木戸孝允(維新の三傑)の他、43人の留学生、
**A、大久保利通がここで見たものは、日本と同じ島国のイギリスの産業基盤を支えているのは石炭と鉄、銀行と企業である、又、文明の進歩と影の部分である、失業者や貧困者も見る。ベルギーではガラス、工芸品の技術力の素晴らしさを見せつけられ、工場で菓子やパンが鉄鋼製品と同じように大量生産されて出てくることに驚く、(これは平和の中の戦争であるという考えを持つ)。日本に帰国後、大久保利通は、経済の自立と国内産業の育成に燃える。木戸孝允は、国は人なりと教育改革に乗り出す。伊藤博文は大日本帝国憲法と不平等条約の改訂に努力する。('09.1.14.NHK・その時歴史は動いたより)             <検>2697・篤姫、<2760>広告・横浜チョコレート <6055>外来語・明治文化人の訳業    

1221.若者に対する評価は、何時の時代(100年前)も変わらず、厳しい。
 MBS・テレビ・ビビッドで、現代の20~30代の女性に対する40~50代女性の評価は、今の若者は礼儀がなっていないとか、子育ての方法がなっていないとか、先輩を敬わないとか大変厳しい、そこで出されたのが今から100年前(1917年)の新聞記事では、近頃の若者は行儀が悪い、敬語の使い方が悪いとか同じように評価はそんなに変わっていない。
 ここで思い出したのが、連合艦隊司令長官の山本五十六氏が言った最近の若者に対する言葉、やって見せ、言って聞かせねば人は動かじという言葉を思い出した。男女、大人が感じているのは若者の行動に不満であるという思いである。  
'17.12.