散歩道<669>

                           散歩道・面白い話大集合(221)・1211
1209、
怪我による問題・日馬富士の引退・実情は
  とかく話題を呼んだ大相撲・福岡場所は連日満員で無事終わった。白鵬の40回目の優勝という輝かしい記憶は作られた。しかし、この場所は3横綱の休場、大関高安の途中休場、関脇照ノ富士の休場、宇良の全休と怪我による休場と言われている。解説者の舞い海の解説によれば、練習不足、体重の増加だけを中心に考え、増加に見合う筋肉の強化が足りないこと、考える必要がある。
 場所が終わったが先送りになっているのが、日馬富士の暴行問題である。'17.11.29.日馬富士の引退表明が発表され本人の記者会見が実施された。親方、ファン、日本国民に自分の行為が社会的な大問題になった事を心からおわびした後、相撲が好きだった、日本が好きだった。横綱という立場は下の力士を指導するのが義務と考えていたこと、指導の範囲を超えて暴力沙汰になってしまい怪我を負わすことになった事は申し訳なく思っていること。しかし、これらの行為は酒が入ったことで起こった事では決してありませんと言い切った。相撲は平安時代から延々と続いている日本の国技である、今回、横綱の品格の問題が問われることになった真に残念な出来事であった。

1210、.酒のなせる業
 企業での酒のなせる業で、聞いた話を思い出した。全国の次期支店長を決める会で、自分は何処かの支店長になるものだと思っていた元部長は、どこの支店長にも自分の名前もないことに、酒の勢いもあり大荒れになり、誰も抑えきれなかったそうだ、なぜかこの話はどの支店でも知れることになった。そこで皆
(全国の部下)がその元部長にした判断は、暴れることより自分の管理すら出来ない人なら、当然支店長になるべき人ではないと、何とも厳しい判断であった。酒が入っていたからといって抑えるものは抑えなくてはならない能力、支店長とは自分に厳しい人だという事になる。ご苦労さんです!

1211、政治(まつりごと)
 政治を「まつりごとと」よむのは、ふるい時代においては民の利益をもたらすものは天神地祗
(ちぎ)である。だからこれらの神々を祭ることによって国よ安かれ、民よ豊かなれと祈願したことこら起っているのである。このような思想は上代においてはどこでも見られるところで、中国においても帝王のまわりに巫祝(ふしゅく)という祈祷専門の一族があって「祭り事」をおこない、城の郊外には天檀地檀をもうけて、帝王みずからもこの行事を行っていた。エジプトにおいても太陽神をまつり、ことシリウス星座の位置によってナイル河の氾濫(はんらん)を予知したことから、政治と祭祀はおなじものであった。またバビロニアにおいても高い塔をきずいて、そこで夜空にかがやく星にむかって、チグリスユーフラテスの両河が氾濫したり、ひどい旱天(ひでり)がないように祈るのは王国のたいせつな行事であった。日本もこの例外ではなく、天皇はつねに皇祖皇宗のみ霊を祭られたのである。このような政治のありかたを祭政一致というが、これは信仰と政治の混同であることはもちろんであり、その信仰を重視するの余り、民衆におもい税がかけられたり、不当な労働が要求されたりしたことは、エジプトのピラミッド、中国の天檀、日本の東大寺などがありありとこれを示している。日置昌一氏