散歩道<6545>

                   インタビユー 地球環境 限界なのか(2)・

 
西日本が死者200人を豪雨に見舞われたのに続き、「災害級」の猛暑が日本列島を襲う。人間の活動によって、地球環境は限界を超えつつあるのか。持続可能な開発目標SDGSの基礎になった枠組み「プラアネタリー・バウンダリー(地球の限界)」。その研究を主導したヨハン・ロックストロームさんに聞いた

生地系が吸収せずCO2濃度急上昇回復喪失の合図

・・・日本では西日本豪雨に続いて記録的な猛暑、世界でも米国や北アフリカ、インドで50度を超えるなど異常気象が続いています。地球温暖化の影響でしょうか。
 「私の住むスウエーデンなどの北欧も、これまでにない熱波や干ばつ、森林火災に襲われています。私たちは、世界中で豪雨や熱波、ハリケーン等、異常気象の頻発を目撃しています。ただ、西日本豪雨が人間活動に温暖化の影響かと問われれば、答えは科学的にとても複雑で『イエス』とも『ノ―』とも言えます。世界の平均温度は産業革命前より1.1度上昇しました。これは異常気象に影響を与えるでしょうが、とても多くの複雑なプロセスが絡み合っています」
 「そのうち一つが、気温上昇による大気中の水蒸気の増加です。大気中により多くの水分がたまれば、どこかで放出しなければならないので豪雨が増える。温暖化と豪雨を切り離すことはできません」2       <検>環境、<検>政治

'18.8.2.朝日新聞・ ストックホルム・レジリエンス・センター所長・ヨハン・ロックストロームさん