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対談・膨らむ欲望・ITが加速(4)・橘木俊詔様・西垣通様 (1)~(6)まで続く
歯止めなくなり行き過ぎに
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今回のミニバブルの背景には前回と違って個人投資家が増えているという違いがあるように思います。個人投資家がネットを使って参加し、市場が活性化している面はあるでしょう。国民全体から見るとまだ限られた数だと思います。お金と知恵をもち、コンピユーターを使いこなせる人だけが豊かになる一方、その機会に恵まれない人はあきらめるというか上昇する意欲もなくなっていく。このデジタルデバイドの問題は大きいです。なぜ、多くの人が高い所得が欲しいという欲望を脹らませはじめたか、それは格差の拡大で、増えつつある貧困層に入りたくないと思うようになったのが一つの理由だと思います。やはり公平性を高める政策は必要でしょう。機会の平等を与える必要はあるでしょう。例えば相続税の低減は、機会の平等に違反するところがあります。ホリエモン*4は依然相続税を100%にしろ、と言いましたが、その意味ではよいことを言うなと思いました。逆の様な気もしますが、相続税を100%にしたら、中流はますます没落する。お金持は子供を会社の役人にしたり。海外に資産を移したりして、別の形で富の保存を図るでしょう。もちろんこれだけでは達成できない。教育、就職などの機会平等も大事です。でも、今の世の中、やる気や能力以外に、親のステータスという要因が重要なようだし。問題はむずかしい。2006年1月5日
'06.1.3.朝日新聞、京都大学教授・橘木俊詔様、東京大学教授・西垣通様、
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