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対談・膨らむ欲望・ITが加速(2)・橘木俊詔様・西垣通様 (1)~(6)まで続く
歯止めなくなり行き過ぎに
経済学では競争が資源配分を最適にすると考える。しかし、それが行き過ぎるとウイナーズ・テーク・オールになるため、何らかの歯止めが必要だとされている。日本ではこれまで政府の規制や管理があり、競争がなかった。規制を外すほうがいいという風潮になったけれど、それがやや行き過ぎたのでしょう。でもIT企業の経営者達はマスメディアでヒロー視されるし、ホリエモン(堀江社長)はアイドル的人気です。日本はIT化の影響力が非常に強い国で一種の過剰コピー文化社会だと思います。マスメディアが一部の人だけをもてはやしてスターにして、そのイメージをばらまく。それが人々の欲望をあおり立て、皆が一極集中でそのコピーに憧れる。娯楽でも、スポーツでも何でもそうですが、いまやその代表がIT長者で、六本木ヒルズ暮らしでしょう。トップの人もある意味では使いすてなんですがね。なぜ、多くの人が高い所得をほしいと思い出したか。その原因の一つにヒルズのようなお金もちの街が出来ているとされ、そこでの生活がマスメディアを通じて流布されたことも確かにありますね。お金持ちは東京に一極集中で、地方にはお医者さんしかいない。東京に行かないとお金持ちになれないという意識が強いから、みな東京に集まる。2006年1月5日
'06.1.3.朝日新聞、京都大学教授・橘木俊詔様、東京大学教授・西垣通様、
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