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                        面白い話(87)へのかっぱ・アンパン・バンガロー

かたえくぼ:進む少子化:老人科に衣替え中・・・・・・・・・・・・・・・・・小児科(ソラマメ)

                     河童とは関係なかった「へのかっぱ」
 今ではテレビやマンガの怪獣に押され気味だが、古来より日本人に親しまれれてきた想像上の動物が河童。この動物?、さすが人気者だけあって様々な
伝説があり、中には、「カッパの屁をかぐと気が狂う」といった奇抜なものもある。た易いことを「へのかっぱ」と言うのは、河童の屁が水の中を通ると、臭いが
抜けてしまうからという説もあるが、どうもこれは屁理屈くさい。この言葉、河童フアンに気の毒だが「木端の火」が変化したものという見方のほうが信用できる。木端とは木屑のことで、木屑につけた火はすぐ消えてしまう。これなら、とるに足らぬつまらぬ事を「かっぱのへ」「へのかっぱ」というのも理屈が通る。
樋口清之様

                        合併事業のはしり「アンパン」
 「アンパン」といえば、いまや、純日本的な食物とされているが、もとはと「アンパン」いえば、日本とポルトガルの合併事業第一号。16世紀ころにすでにポルトガル船で渡来していたが、一般に普及したのは明治になってからのこと。この外国製のパンに、日本古来の「あん」を結びつけたのが、パン屋で有名な木村屋の二代目木村英三郎。木村屋の創業は明治2年と言われるが、銀座に進出したのは同8年、英三郎が「アンパン」を発明して以来、銀座名物として日本人のあいだに大流行したという。外国との合併事業が日本経済の生きる道と言われる今日、「アンパン」に匹敵する商品は、はたしてだれの手によって生まれるだろう。樋口清之様

                      インド産軽便住宅「バンガロー」
 
インドのベンガル地方は、世界でも有数の高温多湿地帯として知られている。そこで住民は、家を造るにも、特に通風をよくし、湿気を払う工夫をしなければならなかった。床や壁も、板や竹を使って隙間を設けたり、壁囲いの部屋の外側にも、ベランダをつけ、その上に屋根をつけ出させたりした。こうして出来た「バンガロウー」、この地方に植民したアメリカ人がその軽便さを好み、洋風に改良して世界中に流行させたという。「白樺林にバンガロウーが点在する避暑地」などといえば、いかにもロマンチックな風情が漂うが、インド人にとっては、ロマンチックどころか、切実な目的が生んだ知恵だったのだ。樋口清之様