散歩道<618>h    
                       散歩道・経済気象台800号記念・面白い話・大集合(170)

950.
サバンナヒヒ
 サバンナーヒヒは、力が一番強いオスが群れのヒヒを支配するのが自然である。その男ヒヒにも強い順に上から1、2、3ぐらいまで序列がついている、後は女性のヒヒや子供のヒヒと同列である。一担ボスに挑戦して負けた男ヒヒは群れを追われるか、女性ヒヒの下の順序に置かれる。群れから離れて1匹で生きていくことはとても危険で、群れの仲間と行動を共にすることになる。そこでこの男ヒヒが考えつたのは群れの子供の子育ての手伝いや女性ヒヒの毛作ろいに徹することである、この徹した行動が群れの女性ヒヒや子供からも支持を受けるようになり、信頼が得られるようになると、男ヒヒの順位も自然と上がることにもなる。
 要は信頼を皆から得ることが出来たという事である。男
(ヒヒ)たるものただ強いだけでなく、ヒヒの群れでも努力を続けることは信頼を得る(女性からも)という事が分ったことは、動物でも実証されたと思えばすごいことであると皆様思いませんか!。

951、ボス猿は世論を無視できない。
 猿山に若くて美しい女猿を新入させた。まず小さい檻に入れてボスと見合いをさせたらひと目でボスの気にいって、さまざまな愛情の表現が行われた。数日たって、もう大丈夫と、檻から出してグループの中に入れると、意外なことが起こった。花嫁猿は先輩の夫人猿たちから追いまわされ、吊るし上げを食ってしまったのである。そしてさらに驚いたことには、最初のうち唖然としていたボス猿が、何を思ったか、急にとび出してき、先頭に立って花嫁猿を追いかけ噛みつき、排撃行動のリーダーとなってしまったのである。彼は新米の彼女が好きであった。
 しかし在来の彼女たちの世論を、より尊重したのである。   
(林寿朗著「動物園日記」より).

952
.岩田光昭さんの猫を愛される写真
 岩田光昭さんのプロフェツシヨナル・猫に愛される写真家である。BSで或いは全国の美術展で見る機会も増えた、猫に対する愛情は小さい頃から続いているという話だ、写真家としての彼が猫を見られる視線は、飼い主との関係であったり、猫同士の仲間との関係であったり、犬や羊や、鶏との関係であったり、寝たり、じゃれついたり、猫本来の自然の姿であったり、一方、景色の前に立つ猫は、背景が海であり、山であり、牧場であり、木であり、建物であり、撮影する為に、上からの目線でなく、同じ高さを維持しようと、はいつくろばったり、それは大変である。
 アフリカへ行かれた時、野生動物が獲物を獲る瞬間を撮影しようと何日間もその瞬間を待たれたが、そのようなときに会う機会は全然なかったとそうである。はっと気がつかれたのは自然の動物の姿こそ自分が本来撮影したい姿であることを思い出したそうだ。それからいい写真が撮れるようになったそうだ。最後は猟犬の上で、もみもみして戯れているボスの猫であった。
'17.5.29.NHKTV