散歩道<6096>

                                   日曜日に想う・国力より「自分を選んだ国」(1)

「日本は大国であることをあきらめてしまった」
 「フランスの歴史学者、人類学者エマニエル・トッド(66)が新著「私たちはいったいどこにいるのか、人類史の素描」(邦訳は来年・文芸春秋社から刊行予定)の中にそう書いていた。「日本は、人口動態の問題を解決するのに大規模な移民に頼ることを拒んでいる。そう考えざるを得ない。その条件下、人口は2010年以降、減っている」
 先日、パリでで話を聞いた。
 労働力不足を補う多少の取り組みは初めているけれど、日本は明らかに人口減少を受け入れています。そして人口減少を受け入れる国というのは、もはや国力を追求しようとしない国です」
<検>政治、

'17.11.19朝日新聞・編集委員・大野博人氏

                            
                                     
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