散歩道<605>
                                散歩道・面白い話900号記念特集・大集合(157)

902
もったいない話.
 フランス文学者故桑原武夫氏の1万2千冊の蔵書が、家族から保存を前提に市に役立ててもらおうと寄贈された同じ名の本がこの施設にはあると考え、目録で読者の要望にも対応できると京都教育庁の学術部長が判断し、古紙回収業者に出してしまった。専門家の人からは、桑原さんの学問全体の体系が分るはずだったと嘆かれている。<検>文化


903
文化の単位は100年、300年ですよ.
 
山本幸三地方創生大臣が観光振興のために文化財を活用することについて「1番のガンは学芸員。この連中を一掃しないと」と発言、この発言に波紋が広がっている。「理解がない」嘆く関係者がいる一方で、「もっと市民に向きあわないと」との意見もある。実際には、学芸員は100年、300年後の世界でも役立つような文化の選定業務をこなされているのです。

904.坂本龍一さんのノイズとの境界を取り払った音楽
 雑音(=ノイズ)を吸収して、自然の騒音の中から抽出され音を、現代の機械(楽器)によって固められた音符が現代の音楽だという、今私は、世の中の音の世界からあらゆる音(雑音=ノイズ)を吸収しようとしている。それがあまりに整然と正確に作られるようになった結果、自分には少々うんざりしている。自分は今、その音楽の中に日本の雅楽のような正確に合わない『間』、『隙間』があり、中心が解らないような音楽を求めている。やはり音楽は人間ぽさ、自然を感じられるものに自分は惹かれる。その音には遠く宇宙空間の果てへ飛んでいくものもある。
 違う意見とコミュニケーション即ち、
離れていくコミュニケーションという考えもある。
 <検>
5759、 <検>文化 

905
 1000人のうち3.2人亡くなったということは.
 厚生大臣は、統計家の報告の中で、ある病気にかかっていた1000人のうち3.2人が1昨年の間に死んだと記載されていることに関心を持ち、行政官でもある秘書に、どのようにすれば3.2人の人が死ねるのかと尋ねた。これに対し、秘書は次のように答えた。「先生、統計家が3.2人が死んだと言うとき、3人は実際に死に、2人は死の直前にいることを意味しています」
<検>293