散歩道<6005>

                                 TV・日曜劇場 ”陸王”
・・・・・・・・の印象は

 この物語を最初に見た印象は、日本の今置かれている中小企業の厳しさが伝わってくるようだ。その4代目社長を役所広司さんが見事に演じられているように思う。他の配役も、自分の役を実にうまく個性を出して演じられているというように見える。
 そのメーカは一昔前の白足袋製造元、そこで培われた技術を今の時代のどの品物のどこに、どのように、その特性を活かして伝え、どう適合させていくか、そこに会社、銀行、大学の陸上部のランニング
シューズとどうかかわっていくのかを背景に物語は進行していく。100年以上使われた足袋には、秘められた使い良さがそこに、あるはずだと信じられる。
 叉、いずれはこの会社を引き継いでもらいたい、息子の問題、しかし現状ではスムースに引継げる状況ではない、息子は息子で今の時代を生きていく職を求めて就職活動に各企業との面接を受けている。一方、大学では駅伝選考試合に一位に成るための生徒間の競争も激しく、それはメーカーのシューズによる差(軽いか、身体に負担がかからないか、怪我をしないか)によるものだとの売り込みが企業間、元陸用部のOBからの圧力等掛けられる。
 これ等色々な問題がある中、現実をどう乗り越えて行けるのか、いけないのか、そこで働く社員はどうか、叉融資している銀行にとってこの会社を応援することは支店長の栄転に繋がることなのか、これから展開する物語が面白くなりそうである。
 私は一回目を見た印象は今の時代の中小企業の問題をよくとらえている作品と見た。皆が悩んでいる後継者の問題、大企業との競争の中でどう中小企業が伸びていけるのか、ずしっと重い話しを投げかけられたようなそんな感じを抱かされた。
会社よ頑張れと言いたい。       <検>企業<検>世相、

備考:会を重ねて見るほどに大人のいじめ物語ではないかというような感じを持った。大手企業の一方的な対応が嫌になる。 '17.11.27.