散歩道<59>

                        フランス人と日本の歴史について
                              ノートルダム寺院


 フランス人が日本との歴史に大変な関心を持っている事を知る機会があった。会社の招待のパーテーの席での話である。食事会、土産の交換、エール交換(歌)*1の後、フランス人から
質問があった。アメリカ、イギリス、ドイツに比べフランスとの関係が薄いのではないというものである。当時、私は司馬遼太郎さんの大ファンで、多くの本を読んでいたので明治政府は、
幕藩体制をつぶして発足したこと、江戸末期には徳川幕府とフランス陸軍、明治政府とドイツ陸軍、イギリス海軍との関係が強かつたこと。明治政府の中心であった薩摩藩や、長州藩が
軍事関係ではイギリス、ドイツを参考に政策が作られたという話をした。このことに大変興味をもたれたようだった、しかし特に絵画などの分野では、明治初期から大正時代まで西洋文明の
吸収のため日本人があこがれの地、フランスに多く留学生としてこられた事実はあると話した。日本の歴史の知識がこの場所で役立つとは思わなかった、少し質問に答えらたようでうれし
かった。
日頃はフランス人はあまり使わないといわれている英語で私達をわからせようと一生懸命であることがよく解かった。人を心から歓迎するという、この国の接待の仕方は
*1、自分も
営業で何十年とこのような経験は多く持っているが、やはり役者が一枚上であると認めざるを得なかったのを思い出す。旅行の面白さは人と話ができることが楽しさを倍加するものであると思う。


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備考:私はこの席で、英語で菅原洋一の”知りたくないの”を*1歌って大喝采を受けた。外国で歌う為には、2曲ぐらいは英語で歌える歌を持っておく必要がある。私のもう一つの曲は吉幾三の”雪国”の英語版である。

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