散歩道<5898>
経済気象台(825)・守破離の構造式
早いもので東京5輪・パラリンピック迄3年となった。これまで以上に日本の注目度は高まるだろう。そこで提案したいことがある。日本の美や技術を集めて、創造的進化を促進する枠組みをつくってはどうか。
テレビ番組でフランス人女性が、日本のパンはフランスよりおいしいと話していたのを見たことがある。おいしいのはパンだけではない。フランス料理さえ現地で食べるより明らかにおいしい。外国の文化に学び、やがてそれを越え、独自の境地を切り開く「守破離」の精神を持って、日本のプロフェッショナル達が創意工夫を重ねてきた結果であろう。その守破離の構造化である。
国レベルの新たな賞と舞台を創設し、高いクリエーティビティーを持った商品やサービスを徹底的に支援していく。東京に常設の情報発信の場となるニッポン・ミュージアムを立ち上げ、分野ごとにそれにふさわしい地域にミュージアムと連動させた「聖地」を設ける。それらはいづれ観光資源としての輝きを持ち始めることに成るだろう。
勿論施設は既存のものを活用すればよい。和菓子は京都、パンは神戸、と言った具合に、全国1700余りの市町村を何等かの分野の聖地にしていく。それによって日本は年間を通じて訪問者を触発する面白いプログラムが繰り広げられる国と成ろう。
トップアスリートたちが金メダルを目指して日々鍛錬を重ねるように、それぞれの開発者がしのぎを削ることにより、より高度なレベルアップが生み出されることに成る。それが持続的に展開すれば、日本の魅力を飛躍的に高めることになると思う。2017年、私の初夢である。
'17.1.6.朝日新聞
<検>経済気象台、<検>政治、<検>世相、
備考:部門ごとには、このような取り組みは1部なされているのだと思う、この業種を全国に及ぼす為の応援を、政府は積極的に行うべきだと思う。
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